日本で最も早くCDO(Chief Digital Officer)の肩書をもった人物の1人である三枝様は、ブリヂストンに続いて出光昭和シェル(出光興産株式会社)において、新たなDXプロジェクトに挑戦している。なぜ、DXをするのか、100年企業の伝統をいかに変革するのか、DXに必要なポイントをインタビュー形式で伺う。
<経歴>
1985年ブリヂストンに入社。生産システムの開発、主に制御システムや生産管理システム開発、工場オペレーション等に従事。
2003年から6年間、アメリカに駐在、生産マネジメント実施。2013年に工場設計本部長となり、生産拠点のグローバル展開を用地選定から工場設計、事業立ち上げ推進に従事。
2016年に執行役員となり、スマート工場化、マーケットドリブン型のスマート工場へと工場のインテリジェント化などを推進後、2017年よりCDO・デジタルソリューション本部長となり全社のビジネスモデル変革とデジタルトランスフォーメーションを推進。タイヤを売らずに稼ぐというようなソリューションモデルモデル(Tire As a Service)をはじめ、全社のデジタルトランスフォーメーションをリード。
2020年1月より出光興産株式会社 執行役員デジタル変革室長。